2013/01/20
カフェレーサー風クラブマン
涙のステムベアリング交換


もともとはフレームに合体している触っちゃいけない
触る必要もない重要な部分なのでありますが
レストア時に勢いで分解し、いい加減に組上げてしまったことが
完成後の不調を招く

〇 症状としてフルブレーキングするとゴリゴリと
セパハンを介して段差的な違和感を大きく感じる

どうせベアリングを交換するなら
ボール式からテーパーベアリングにすべしとの
アキラ師匠の指令の下、Netにて安易に発注

※迷宮の涙&放置プレイへのいざない  




届いたパーツには取扱説明書などあろうはずもなく
Net検索にてそれなりの理屈と方法を学習

ステアリング、ハンドル周りを全バラ
純正のボールベアリングにはその受けとなる
レールがフレームに
圧入されており
それをフレーム側を傷つけぬよう
取り外さねばならぬ

それが抜けぬ!
※上下2箇所ある

しばらくの放置プレイ

気を取り直してレール取り外しにとりかかる
「壊すつもりで勢い良くどつく!」
が正しい方法であった 

ステム側のベアリングレールはあっさり外れましたが
テーパーベアリングを入れる際
隙間の遊びが全くなく
恐る恐るどつきながら挿入
仮セットしてみると

高さが足りね〜!
付属品のワッシャーを下部に
噛まさねばいけないこと判明!



ここからまたしても放置プレイ再開

上記写真まで正しく嵌め直すまでに数時間の戦い

※挿入してしまった新品のベアリングを
傷つけることなく外すには

泣きながら
気の遠くなる自分に負けることなく
「優しくコトコトと
  どつきつづける」


ことが要求されました 

普通なら半日仕事で片付く作業が
放置プレイをはさみ数週間にわたったのも
集中力の欠落、
老化現象!?
組み付け時にもセパハンのタップの舐め、
ライトブラケットの締め付け時におけるクラック発生等
デリケートなアルミ素材にも泣きました
※WADA工房にてアルゴン溶接補修

本日テスト走行後
問題のステムガタ克服確認
さらにセパハンをタンクぎりぎりまで絞込み
ポジション調整


イカすぜ!
おまえは最高にカッチョエエ〜!



それにしても
真冬の防寒具無しテスト走行は
寒すぎる!